先端研究

"最先端技術"でAIとの共創ビジネスへの変革へ

商船三井グループでは、従来の3つの経営戦略(環境戦略、地域戦略、ポートフォリオ戦略)の観点に「デジタル・トランスフォーメーション(以下、"DX")」を加えて、様々なDXの取り組みを推進しています。

当社は、商船三井グループと共にDXを推進するための専門チームを2つ設置。これらのチームでは、データ基盤の構築・拡張や、データ可視化支援による従業員のデータドリブン思考への変革、統計解析、機械学習、AIなど、最先端技術を利用しながら、より質の高い業務に向けた従業員とAIとの共創ビジネスへの変革を目指しています。

ここでは、そのうちの"最先端技術研究"の分野についてご紹介します。

私たちは、国立大学の研究機関と共同で、機械学習や数理最適モデルの研究を行っています。この共同研究は、当社のAI技術の獲得・向上を通じた「商船三井グループの海・陸両面の課題に対する技術支援、課題解決」を目的として、2016年に開始されました。これまでに、時系列予測モデルを活用したドライバルク船の貨物市況予測システム、数理最適モデルを利用した自動車船の配船計画支援システム、貨物積付計画の効率化支援など、様々な新しいシステムを実現しています。
また現在は、商船三井グループの各社にもそのネットワークを広げ、数理最適モデルを活用した計画作業の効率化支援に関する実証実験も進めています。

常に業界最先端へ。私たちの未知の技術への探求は続きます。


「数理最適モデル」活用事例

当社では、数理最適化を活用した自動車船のスペースマネジメント(運航船各船へのブッキングの割り当てとそれに伴う航海計画の策定)の自動化実証実験に成功しました。これにより、従来の約3倍の計画候補の同時検討が可能になりました。

「数理最適モデル」活用事例


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