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ユーザー実務研修

ユーザー側の業務を経験することにより、ユーザーの視点も理解した上でシステム開発などの業務を進められることを目的としています。

河内 あゆみ (2008年入社、2012-2013年研修参加)

担当していたプロダクト船「YAYOI EXPRESS」

入社3年目の終わり頃から1年半、商船三井(MOL)の油送船部プロダクト船グループへ出向し、MOL営業部の業務を経験しました。実際に担当した業務は、船の運航業務と営業部での経理業務です。(電話・メールがほぼ英語になる為、出向当初は本当に苦労しましたが、今思えば仕事をしながら英語の勉強が出来てラッキーだったと感じています。)

  • 運航業務
    プロダクト船といって、ガソリンやナフサなどの石油精製品を運ぶ船の運航担当をしていました。運航担当といっても、実際に船を操縦するのは船員さんですので、運びたい貨物を持っているお客様と船長との間の通訳係のイメージです。
    運航担当の仕事は多岐に渡る為書き切る事が出来ませんが、具体的には、船長に対してお客様から依頼のあった数量内での貨物の積み付けプランの作成を依頼したり、貨物の積み揚げに関するインストラクションを連絡したりしていました。
  • 経理業務
    船の運航を行う上で発生する各種精算(支払・請求)を行っていました。具体的には、MOLの基幹システムに対して、運賃の請求伝票の入力や、船主から船を借りる際に発生する「借船料」の支払入力などを行っていました。他にも、本船の寄港地で発生する港費の請求書の内容確認などを行っていました。

出向したグループは同じ年代の若手が多く、遅くまで仕事をした後に朝まで飲み明かすなどとても活気のある部署でした。気さくな方がとても多く、色々な会社行事にもお誘い頂き、仕事以外の面でも非常に濃密な時間を過ごす事が出来ました。

出向期間中は実際のユーザー業務を実施する為、業務内容だけでなく、なぜその作業が必要になるのか、業務背景を含めて学ぶ事が出来ました。また、営業部では実際にどんな事に苦労しているか等、生の声を聴く事が出来た点も大きな収穫になったと感じています。
仕事面で驚いた点として、当社では数か月~数年という長いスパンでの仕事が多いですが、MOL営業部では「明日までに決めなければいけない」といったスピード感の仕事が多々あり、そのスピード感の中で、迅速かつ間違いのない判断をする必要があった、という点が挙げられます。(促成栽培ではありませんが、出向中に大分鍛えられたと自負しております。そういった面でも営業部への出向は大変貴重な機会でした。)

1年半の出向を通して、ユーザー業務を理解するだけでなく、ユーザーと同じ視点でシステムを俯瞰する事が出来るようになった点、また会社の垣根を越えた人脈を作る事が出来た点は、今後の会社人生において大きな資産になりました。数少ない「実際の現場経験者」として、ユーザーとの橋渡し役となれるよう、日々業務に勤しんでいます。