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乗船研修

若手従業員が、本船運航の現場体験を通じて船と運航の知識を深め、安全運航の意識をさらに高めることを目的とした研修です。

研修を通じて現場意識を醸成し、それまでの自分の理解と実際の経験で得た知識とのギャップに気付き、研修終了後には業務に生かし、それぞれの持ち場で安全運航の実現を徹底していきます。

営業支援システム部 吉井 將洋(2010年入社、2013年研修参加)

MOL CHARISMAのクルーと

約2週間、シンガポールから神戸を経由して東京港までコンテナ船「MOL CHARISMA」に乗船しました。乗船地のシンガポールのターミナルでは広さやコンテナ、クレーンの数に驚愕しました。周囲に見えるコンテナ船も多数ありましたが、中でも一際大きな船が、私が乗船したMOL CHARISMAでした。MOL CHARISMAは商船三井のコンテナ船隊の中でも最大級ということは事前に伺っていましたが、全長312m、最大積載8000TEUを誇る本船の存在感は、想像を大きく上回るものでした。

乗船経験があるのは瀬戸内海のみだった私にとって、360度水しかない外海の風景は新鮮でした。特に南シナ海を航行中は、緯度の関係からか太陽と月の両方が水平線に沈む時間帯があり、その時の星空は筆舌に尽くしがたい美しさでした。
また、入港・停泊中も、ターミナルの夜景を楽しむことができました。

本船の料理長は以前日本人船員の自動車船に乗っていた経験があり、親子丼や醤油ラーメンなど、乗船していたフィリピン人クルーとロシア人クルー好みの料理もたくさん味わえました。

シンガポールからの長い大洋航海を終えた後、神戸以降は1つ1つの港が近いせいか、研修の終わりが近づくにつれ、一日が短くなっていく様な感覚を覚えました。
2週間ほど国土を踏むことがなかったためか、上陸時は不思議な感動がありました。
船長、船員の皆さんをはじめ、乗船前にアドバイスを戴いた諸先輩方に助けられ、無事乗船研修を終えることができ、一生に一度の貴重な機会を賜わりました。

本船と同規模のMOL EMERALD

船長とブリッジ(操縦室)で

防災講習(救命衣の着用)